中判カメラ用カラーネガフィルムについて

フィルムカメラのユーザーにとってどんなカメラを使うかと
同じくらい大事なのが、フィルム選びです。

同じカメラ、レンズであったとしても、フィルムによって
写真の印象がガラリと変わりますし、
「私はこれしか使いません」というこだわりを持つ人もいます。

といっても、中判ユーザー同士の会話で「フィルムは何を使っていますか」
と聞くと、帰ってくる答えは、ほぼほぼ2択。
ということで、代表的な2つのカラーネガフィルムをご紹介します。


(Hasselblad 500C/M  + Kodak Portra 400)

 

<Kodak PORTRA>
コダックのプロ用カラーフィルムです。感度は160,400,800とあります。
ナチュラルな色味で描写もとても滑らか。
人肌がとても綺麗に写るので、ポートレートにも適しています。
少し黄色味があるためか、PORTRAで撮ると暖かみのある雰囲気に
仕上がる気がして、個人的にはとても好きでした。

え、過去形!?
というのも、次に紹介するフィルムよりも若干お高めなのです。
5本セットで5,000〜6,000円程度。(2017年10月時点)
今は、ここぞという時に使っています。


(Hasselblad 500C/M  + Kodak Portra 400)

 

<Fujifilm PRO 400H>
富士フィルムのプロ用カラーフィルムです。感度は400のみ。
(PRO 160NSという低感度フィルムもありますが、特徴がちょっと異なるようです。)
こちらも描写は滑らかですが、やや青みがかっていて彩度が低め、落ち着いた印象になります。
5本セットで3,600〜4,000円程度。(2017年10月時点)
普段使い用には、専らこちらを使っています。


(Hasselblad 500C/M  + Fujifilm PRO 400H)

 

プリントやデータ化をお願いする時に「青みをできるだけ抜いてください」と頼むと、
もう少し自然な雰囲気になります。


(Hasselblad 500C/M  + Fujifilm PRO 400H 青み抜き)

 

もともとPORTRA派だったこともあり、私も普段は青みを抜いてもらっていますが、
撮る対象や写真のイメージによっては
「フィルムの特徴を活かしてください」とお願いします。

例えば桜の写真。青みがかったピンク色を出したくて
あえてPRO400Hの特徴を残してもらいました。
また、青みを抜くと青空が浅い色になってしまうだろうと思って
それを避けたという意図もあります。


(Hasselblad 500C/M  + Fujifilm PRO 400H)

 

このほかにもKodak Ektar 100、Fujifilm PRO 160NSなどもあります。
現在カラーネガフィルムのブローニー版は、
基本的には5本セットのみの販売ですが
カメラ屋さん・プリント屋さんによっては
バラ売りをしているところもあります。

いろんなメーカーや感度などをいろいろ試してみたい人は、
ぜひバラ売りからチャレンジして、お気に入りを探してみてください!

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